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水ノ上成彰は堺市西区選出の堺市議会議員。大阪維新の会所属。

TEL. 072-229-1058

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堺市議会報告 議会発言集CONCEPT

平成16年2月19日 行財政改革特別委員会

ミニ公募債について

水ノ上 委員  プロジェクト堺の水ノ上で ございます。先日来、行財政改革計画及び素案の方を熟読させていただきまして、ここ数日間、担当の皆様方と多く議論をさせていただきましたが、なかなか議 論が、私の感覚では、なかなか議論が深まらないというか、進まない、このような印象を受けました。それはなぜかなと、こういうふうに思いましたら、この素 案なり、この案に数字がほとんど入っていない。何%である、最後に、効果として220億円の健全化効果というものが出てくるんですけれども、それに至るま での細かな数字の積み重ねがほとんどない。私はもともと民間から出ておりますので、数字のないものを追っかけるのは非常にしんどくて、話してるときにも、 なかなかそこが突っ込めなくてじくじたる思いをしたんですけれども、どこの企業もそうなんですが、具体的な改革をするためには、具体的な数字をもって改革 に臨むんだろうと、そういうふうに思います。それはコスト意識にもつながっていきますし、コスト意識のないところに改革はない、このように思います。
 今回、いろいろ思いましたけれども、例えば10年後に我が堺市は100万人の政令市をめざすとするならば、そしたら学校はどうするのか、 家はどうするのか、道路はどうするのか、福祉はどうするのか、そういうグランドデザインがあって、そのためには、今、ここ当面、この3年間はどのような計 画をやって、原課から出てきた予算なり、また、行財政改革案を具体的に数字であらわして、それを積み重ねていって、この年にはここまでを改革をしよう、来 年はここまでというような改革案が出てくれば、それに対する、どこまで進んだかというチェックはできますけれども、そういうのがほとんどありませんので、 悪くいえば、これは絵にかいたもちになる可能性があるんではないか。書いてあることは非常にすばらしい、ほとんどが私は異論はありませんし、納得できるこ とですけれども、数字がないだけに、何か、半分進んでいるのか、3分の1進んでいるのか、ゼロなのかということが全然わからないようなことになるんではな いかという危惧はいたしております。

 その中で、きょうは1問だけ質問させていただきたい、このように思います。その後、二、三提案がございますので、職員の意識の改革ということでご提案は2つほどしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 通告にありますように、市民協働のまちづくり、行革の中で市民協働のまちづくりというくくりの中で、ミニ公募債を発行するということがご ざいます。ミニ公募債の発行が行革につながるのかどうかというような疑問は少しはありますが、ミニ公募債の発行というのは、初めて取り組むことですし、あ る意味で非常に重要だと思っています。といいますのは、市民の中では、堺市は市民から税金をとっているのに、まだ市民から借金をするつもりかという市民も おられます。そこまで堺は苦しいのかと、それは誤解だというふうに私は思ってますし、いろいろ皆様方の思いがあるのはわかっておりますが、そういう誤解を する市民もおると、そういうことで、また、この公募債が15億円するんでしょうけれども、それが成功するかどうかが、これからの堺を占う上で一つの試金石 になるんではないかというふうに思っておりますので、これについて質問をさせていただきます。
 まず最初に、ミニ公募債につきまして、ミニ公募債とはどういうものなのか。また、その発行する目的は何なのかにつきましてお答えください。

◎ 津田 財政課長  ミニ公募債についてのお尋ねでございます。ミニ公募債は地方債の民間資金調達の一手法としまして、資金調達の多様化、住民自治の拡充と いった観点から、平成14年度に創設された制度でございます。地方公共団体が地元金融機関との協力で地域を限定して発行する小規模な公募債のことでござい まして、その地域住民の郷土愛に訴え、地方公共団体の事業に投資する形で購入してもらうというものでございます。目的につきましては、市民に地方公共団体 の事業に投資する形で購入していただきまして、資金を通じて市政への参画、関心を高めてもらうということでございます。
 また、もう一つは堺市の場合なんかでも、従来は政府資金や金融機関の借り入れをしておりました。それに加えて民間から広く資金調達を行っていくものでございまして、資金調達の多様化にこたえるものでございます。以上です。

水ノ上  委員  ミニ公募債の発行は住民の郷土愛に訴えるとか、住民の行政への参加意識が高揚するだろうというふうにお答えでしたけれども、それはちょっと私とし ては疑問があるんです。果たして住民がそういうものに投資をするか、住民というものは、堺に将来性があれば投資をするでしょうし、堺に将来性がなければ投 資もしない。恐らく自分のお金を出すためには、そういうふうな意思決定をするだろうと、このように思います。この点についてはもうちょっと後で議論すると いたしまして、さきに他の市についてはどのような、ミニ公募債ということに関して、どのような発行状況なんでしょうか、お答えください。

◎津田 財政課長  大阪府下の状況でいいますと、大阪市では、もう4回発行いたしておりまして、最初が20億円で、その後50億円で発行しております。それ以外の市でいいますと、枚方市が3億円、高槻市は6億円の発行となっております。以上です。

水ノ上 委員  おのおのにつきまして、他市の分は全部完売しておるんでしょうか。

◎津田 財政課長  大阪市の場合は、1回目は、もう即日完売と聞いております。それ以外につきましても、すべて期限内には完売していると聞いております。以上です。

水ノ上 委員  そうしましたら、堺の今計画されているミニ公募債の発行のスケジュールについてお答えいただけますでしょうか。

◎ 津田 財政課長  今後のスケジュールでございますが、本市では、市民の皆さんの健康増進を目的としまして、現在建設中ののびやか健康館の建設費の一部に 充当するためミニ公募債を3月中旬に募集を行い、4月に発行する予定でございます。スケジュールはそのようになっております。以上です。

水ノ上 委員  発行額及び詳細についてもお答え願えますでしょうか。

◎津田 財政課長  その概要でございますが、発行額は15億円となっております。市内在住・在勤の方及び市内に営業拠点のある法人などを対象としまして、購入可能額は1万円以上500万円まで、期間は5年で満期一括償還により発行する予定でございます。以上です。

水ノ上 委員  今お答えいただいたんは平成15年度、この4月に発行される公募債ですけれども、それ以降、これがもし成功したとしまして、今後のスケジュール等々はございますでしょうか。

◎ 北野 財務部長  今後の16年度以降の発行についてというお尋ねでございますけども、とりあえず、この15年度、初めての堺市制始まって以来、初めての 市民に資金調達をお願いするという手段をとるわけで、まず、我々はこれに全力投球を今しておりまして、準備を着々と進めておりますけども、先ほど発行の目 的ということもご説明させていただきましたように、1つは、やはりこれは他市の住民の方のアンケートにもある程度反映をしておりますけども、やはり資金調 達を通じて債権を市民の方にお買い上げをいただくということで市政を盛り上げていただくと、市政に関心を持っていただくというのがやっぱり一つの大きな視 点であるというぐあいに思っておりますし、それともう一つは、我が市がめざします政令指定都市になりますと、今度は市内のみならず、全国に向けて市場公募 地方債というものを発行するということになります。それに向けて、今の政府機関、それから銀行等の金融機関だけでなしに、もっと幅広い資金調達の手段を確 保していくということが、やはり今回の発行のねらいの大きなところでございますので、この点に関しましては、この1年度だけでなしに、したがって、来年度 以降についても積極的な取り組みをしていきたいというぐあいに考えております。以上でございます。

水ノ上  委員  資金調達の多様性という意味では、非常に重要な取り組みだとは思います。ただ、それにはやっぱりリスクが伴います。利息等々につきましても、特に 優遇された利息ではないようですし、ひとえに、市民がどれだけこれに関心を抱いているかということだと思います。先ほど申し上げたように、堺市に郷土愛と か、市政に参加するという意味での投資というのは少なかろうと、要は堺市が本当にお金を出しても、これ、のびやか健康館に限っての投資ですけれども、しか し、大きくいえば、堺市に投資するわけですから、堺市が信頼に足る市であるか、それとまた将来性があるのか、政令市になって魅力のあるまちだから投資をし よう、5年後にそれは必ず利息をもって回収できるだろうと、こういう思いがあって市民は投資すると思います。
 そこで、答えにくい質問をいたしますけれども、これは即日完売すると思いますか、いかがでしょうか。

◎ 北野 財務部長  これは、その時々の、実はこれは当然利回りというものが影響してきますから、そのときの債権市場というのが、大きな一つのお買い上げの 判断の一つにはなってくると思いますけども、我々としては、この期間内に、3月の期間内には完売をぜひやりたいということで、今、提携というんですか、販 売は各金融機関、それから証券会社等と連携しまして販売を行いますので、綿密な打ち合わせをしているところでございます。完売ということを当然前提にして いるということでございます。

水ノ上  委員  これが即日完売されれば、政令市への昇格に大きな弾みになるだろうと、それだけ市民が期待している、堺の将来に期待しているというあらわれでしょ う。逆に、これが売れ残って、職員で何口かもってくれよというようなことがもしあれば、堺の政令市への昇格は厳しいのかな、このように思います。ですか ら、何としてでも、私は政令市を推進したい議員ですので、何とか15億円の公募債を即日完売するような魅力のある公募をしていただいて、政令市への弾みに していただきたい、このように深く思うわけでございます。
 この質問はこの程度にいたしまして、あとは少しご提案をさせていただきたい。それは職員の意識、行財政改革に対する意識の問題でございま して、例えば現在、堺市の出勤時間は朝9時で、9時から始業ですけれども、例えばこれが8時半に、もし全員が8時半に出勤するようになれば、どれだけの経 済効果があるかということをお考えになったことがあるでしょうか。
 現在、今、堺東の駅で、朝たまに立っておりますと、8時半から8時50分ぐらいまでの間で大勢の方が出勤されます。それを30分早めて8 時過ぎぐらいに入って、8時半からもし始業することがあれば、どのくらいの経済効果があるか、6,000人の方が30分早く出てくれば、3,000時間、 時間が余裕ができます。堺市の職員の方々の平均の給料から時給を計算しますと、約4,000円でございますので、3,000時間×4,000円で、 1,200万円の経済効果、1日で1,200万円の経済効果があるんですね。これが250日、1年間の250日といたしますと、30億円の経済効果になる んです。皆さん一人一人が1日30分間、8時50分から、段取り時間とかあるでしょうから、9時にすぐに始めるとしても、30分に来て、そこから仕事を始 めれば、実に、1年間で30億円の経済効果があるだろうと。職員の方々の労働は、最終的には市民のサービスへ収れんすると考れば、市民のサービスが30億 円分上がると考えてもいいのではないか。こういうことから、行財政改革、いろんな給料カットもあるでしょう。しかし、給料カットをすれば不満が出ますけれ ども、皆さんは公僕として市民のために、サービスのために、福祉のために頑張るんだということであれば、今、この苦しい時期、30分間早く来てやろうと、 それをやっていただければ、それだけの経済効果がある。
 管理職の方々が職員の方々に、そういう、やれと言うてもやりませんので、管理職の方が毎日8時半に机の前に座っておれば、自然と1週間も 2週間もたてば、一般職、みんなが30分早く来て仕事を始めるでしょう、一緒に、多分。そういうことも一つ考えていただいて、意識の問題ですから、そうい う意識も大切だろうと、このように思います。

 もう一つは、単年度予算、予算のことなんですけれども、一般会計は2,700億円の予算が堺はあります。単年度予算ですので、1年ごとの 使い切りではございます。そこで、1%の予算の使い残し運動というのをやられればいかがかなと。各原課に予算が配分されます。それはぎりぎりの予算で皆さ ん要求されるでしょう。しかし、1年間かけて、課の方が協力して、このうち1%節約しようと、1%使い残そうと、こういう努力をすれば、2,700億円の うち1%であれば、27億円の資金の余裕ができるはずです。いついつまでに何億節約しようということであれば、雲をつかむ話で、だれかがやるだろうという ふうにして、進みませんけれども、各全員が1%でいいから節約しようということであれば、それは実現可能かと私はそういうように思います。

 行財政改革もいろんな項目があります。しかし、最終的には管理職を初め職員の皆さん方の意識一つにかかっております。本当にやる気であれ ば、先ほど笑いが起きましたけれども、30分早く来れば、絶対変わると私は思います。また、1%予算を使い残すということを真剣に考えれば、それだけ資金 の余裕ができると思います。この苦しい中でも可能だと思います、知恵を使えば。ですから、どうか管理職の皆様方が先頭になっていただいて、そういう意識の 改革を進めていただきたい、このように提案とご要望いたしまして、私の質問といたします。

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