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水ノ上成彰は堺市西区選出の堺市議会議員。大阪維新の会所属。

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〒592-8348 堺市西区浜寺諏訪森町中3丁272-2

堺市議会報告 議会発言集CONCEPT

令和元年12月13日 文教委員会

給食厨房備品、機器の入札について
北朝鮮による拉致事件に対する教育委員会の取り組みについて

◆水ノ上 委員  お疲れさまです。大阪維新の会堺市会議員団の水ノ上成彰です。どうぞよろしくお願いをいたします。

 私のほうからは市長質問には1点お伺いしたいと思います。それの内容は給食厨房備品、機器の入札について、調達方法についてお聞きしたいというふうに思います。

 給食厨房機器というのは、さまざまな種類があります。小学校九十数校に給食場があり、そこで日々給食がされていると。入れかえ等々もあります。それについて、調達はどうなっているのかお聞きしたいというふうに思っておりまして、先日、保健給食課のほうに、見にくいですけど、平成26年から現在に至るまでの調達状況、入札状況について、データをいただきました。平成26年から現在に至るまで54件の入札がございまして、その中でも、平成28年度からは44件の入札状況がございました。これをずっと見ておりますと、よくわからないんですが、これ、一覧表にいたしますと、すごくわかりやすいんです。44件ある給食厨房機器のうち、まず食器洗浄機につきましては、入札が6回ありまして、全て中西製作所が落札している、独占していると。スチームコンベクションオーブン、これ焼き物器なんですけれどもね、これは7回入札があって、これも中西製作所が全て独占をしていると。ガス回転釜、これは5回入札がありまして、これも中西製作所が全て落札している。食器保完庫、これは3回入札がありまして、これも中西製作所が全て落札している。牛乳保冷庫、これは6回入札がありまして、これにつきましてはホシザキ京阪が全て落札。業務用冷蔵・冷凍庫、これは3件入札がありまして、これもホシザキ京阪が全て落札。食缶保管庫というのがありまして、これは7回入札があったんですが、そのうち6回は三和厨房が落札をし、1件だけ王子テックいうところが落札している。そのほか、野菜裁断機が3回あって、これは3者、それぞれ落札してる。球根皮むき機は2回あって2者が落札、そのほか、包丁、まないた、消毒保管機、小型器具消毒保管機が1件ずつあるということで、これを見て、明らかなのは、ある厨房機器については、落札業者が結果的にかわかりませんけれども、もう決まっているということが見てとれるわけです。

 そこでまず、お聞きしたいと思いますが、このような、結果的に受注業者が特定されている理由について、どのようなことが考えられるかお答えください。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  厨房備品それぞれの分野におきまして、技術的にもコスト的にも、受注生産可能な業者の方が参入いたしまして競争した結果でございまして、各メーカーがそれぞれの能力を生かして対応しているものと思われます。

 また、いずれの機器の調達におきましても、一般競争入札等により、公正に選定した結果でございまして、特定の業者と随意契約しているものではございません。以上でございます。

◆水ノ上 委員  御答弁いただきましたけれども、これ直感的に見て、これ、一般競争入札と言いながら、そうなってるのかという感覚があります。学校管理部長にお聞きしたいんですが、このような状況を見て疑問を抱いたことはありませんか。また、そのような状況を知っておりましたか。

◎大貫 学校管理部長  まず、状況につきましては、当然、私所管部長として確認・認識してございます。なおかつ、先ほど課長答弁しましたことと同様になりますが、あくまでも一般競争入札等により選定した結果であると私どものほうは考えてございます。以上です。

◆水ノ上 委員  結果的にね、随意契約、随契と思われても仕方ないような結果になってるわけです。これはね、平成26年から僕はデータ出してもらいましたけれども、26年、27年はこういうところはない。平成28年度からこういう状況が顕著になってきているというふうに思っておりまして、このような状態が常態化してるんじゃないかと、これがまず私の問題意識でございます。

 直感的に何やら、談合でも行われてるのではないかなというような疑惑も持つ。これは正当と言いますけれども、ここで不自然だという感覚が大事でして、一般競争入札が正当に行われた、その結果としてこういう状況が行われた。しかし、それに至るまで、何か力が加わってるんじゃないかなと、そういうふうなことを調査する、検討する、そういう姿勢も必要だと思うんですね。

 そこで1点お聞きしたいんですけれどもね、まず厨房機器の調達方法と、入札を実施するメリットについてお答えいただきたいと思います。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  調達方法等でございますが、一般的には仕様書等を作成の上、物品調達伺を調達課に依頼いたしまして、調達課におきまして予定価格の金額に応じて公募型見積もり合わせや一般競争入札の方法によりまして受注業者を決定の上、発注してございます。

 厨房機器の場合には、主に電子入札にて実施しております。入札のメリットでございますが、競争性・公平性等を確保することにより、より安価に購入でき、経費の軽減が図られることであると認識しております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  御答弁いただきました中に、入札のメリットは競争性・公平性を確保することによって、より安価に購入するということ。ですから、競争性・公平性が確保されているか、そしてその結果、安価な購入になっているかということを検証していく必要がある。

 競争性・公平性が確保された結果がこれなのかどうかということをお聞きしたいなというふうに思います。

 上の2つ、食器洗浄機、スチームコンベクションオーブン、この中で非常に値段が張るのが上の2点なんですね。食器洗浄機は大体入札のときによりますけど、200万前後と、スチームコンベクションオーブンというのは、大体1台当たり300万円前後ということで、ほかの機器はそれほどではないんですけれども、そういうところから、上の2点について、時間の関係もありますのでお聞きしたいなというふうに思います。

 この食器洗浄機につきましては、仕様書がもちろんあるわけですよね。仕様書にあるのは、参考メーカーとして中西製作所というのがある。中西製作所製の図面が後ろにつけられているわけです。ここに書いてあるんですね、中西製作所って書いてあるんですが、中西製作所製で中西製作所の図面が仕様書に添付されている。そして、入札業者の中に、この中西製作所が入ってるわけですね。自分ところでつくっといて、その仕様書に自分ところの製品が参考として出されて、そして入札をすると。これ、特定の事業者に非常に有利な仕様書になっているのではないかと、このように思います。その点について御見解をお示しください。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  委員御指摘の食器洗浄機の仕様書には特定メーカーの製品を一例として記載してございますが、それはあくまで参考記載でございまして、同等品の調達も可能であるとさせていただいております。

 本市の給食調理場の施設設備に合致するものや、機器の大きさ、それから衛生上必要な機能等が備わっていることを条件としておりますが、その条件に近い製品を参考例としております。食器洗浄機ですよね。(「そうです。」と呼ぶ者あり)

 参考例としております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  今御答弁ありましたけどね、この同等品も可となっておりますけれども、平成28年以降、同等品が申請されたことはありますか。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  この最近では同等品の申請というのはなかったように記憶しております。

◆水ノ上 委員  同等品の申請はなかったということは、中西製作所製のものが参考として出されて、それを納品できるのかということの値段だけの勝負になるわけですね、この入札は。そうしましたら、自分ところでつくってるメーカーが有利なのは当たり前じゃないですか。その結果として、先ほどお示しした、中西製作所がこの食器洗浄機、全て落札してると言っても過言ではない。まさにこの特定のメーカーに有利な仕様書、他の事業者が落札できる可能性がほぼないような仕様書のもとに、この入札が行われているのではないかと思いますが、見解をお示しください。

◎大貫 学校管理部長  一般的に物品調達の仕様書につきましては、各所属において調達課の確認も受けながら作成することになります。その作成に当たりましては、本市の給食調理場の施設整備に合致する品質、規格等を私ども保健給食課において設定してございます。

 調達課の物品調達に係る仕様書作成マニュアルにおいては、仕様書の構成量の項目の1つに品質、規格だけではなく、参考商品もございます。案件名自体は特定の商品名でなく、一般名詞を書く必要がありますが、参考商品の項目は既製品を購入する場合や、本市仕様の特注品を購入する際の物品の参考イメージとして記載する事項でございまして、今回の食器洗浄機の入札に係る仕様書についても、今私答弁させていただいた内容で記載させていただいているものでございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  私が聞きたいのはね、この仕様書は特定の事業者に有利な仕様書になっていませんかと、そういう御認識はありませんかという問いです。学校管理部長がだめでしたら、教育次長、御答弁いかがですか。

◎田所 教育次長  議員御質問の件ですけれども、確かに参考商品ということで書いてますけども、仕様書自体は特定のメーカーを指定したものではないというふうに考えております。以上です。

◆水ノ上 委員  明らかに特定のメーカー、それも入札をする特定のメーカーのものが参考品として出されている、その結果として、その特定のメーカーがこの4年間全て落札しているということがあるんですね。

 調達課にお聞きいたしますが、このような仕様書に参考商品のメーカーや型番等が記載されておりますが、これは必須なんでしょうか。いかがですか。

◎吉野 調達課長  本市が物品調達を行う場合には、事業者が正確に物品の内容を判断し、入札額を積算できるよう、市が求める物品の性能・機能・耐用などを記載した仕様書を作成することとしております。この仕様書に参考商品としてメーカー名、商品の型番等を記載することは、入札参加者に商品のイメージをより明確に伝達し、誤って想定していない物品が納品されるようなトラブルの防止に役立つものでございます。

 調達課におきましては、以上のような理由からオーダーメードで参考となる商品が存在しない物品のような例外的な案件を除きまして、可能な限り参考商品を記載するよう指導しているところでございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  可能な限り参考商品等々を記載するよう指導されているということですが、ほかの市の、例えば大阪市の仕様書を見たら、1つに限定することなく、複数の商品、複数のメーカーの参考商品の提示があります。

 そこでもう一度調達課にお聞きいたしますが、参考商品については、複数記載するほうがいいと思いますが、いかがでしょうか。御見解をお聞かせください。

◎吉野 調達課長  参考商品につきましては、一般的には複数の参考商品を示すほうが望ましいと考えております。今後、参考商品の趣旨を含めまして、制度所管課として、全庁へ対応を徹底してまいりたいと考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  今調達課長から、参考商品は1つだけではなくて、複数あるほうが望ましい、それは恐らく競争性が十分担保されるからだというふうに思います。そのような見解を受けて、教育委員会、いかがお考えでしょうか。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  今、委員から御指摘があったことを踏まえまして、仕様書等の記載の方法、工夫をさせていただきたいと思います。以上でございます。

◆水ノ上 委員  先ほど申し上げたとおり、明らかにこれ、入札業者がメーカーであって、そのメーカーの物が提示されていると。外形的に見ても、正しい競争がされる状況やないと思います。それを長年、そういうことを続けてきた教育委員会、ここはしっかり反省をして、これ変える必要が僕はあると思いますね。

 もう1点、例えば、もう一度言いますけども、コンベクションオーブンについてお聞きしたいと思います。

 このコンベクションオーブンについても、これは7回入札あったんですが、これも全て中西製作所が独占をしているということです。ただし、このコンベクションオーブンのメーカーはコメットカトウ社製といいまして、中西製作所の物ではありません。しかし、このメーカーと中西製作所はどういう関係にあるかはわかりません。結果的に、全ての、この平成28年度からスチームコンベクションオーブンは全て中西製作所が落札をしているということです。

 それで、ここでお聞きしたいのは、値段のことなんですね。堺市のコンベクションオーブンの落札価格は平成28年から、2台から3台なんですけれども、28年から30年度までは320万円、1台。2台でしたら640万円、3台でしたら960万円で落札をされています。31年度は3台で880万円、令和元年は2台で560万円と、280万円になってる。大体300万円前後なんですね。これ、中西製作所が全て落札してるわけですけれども、大阪市の落札状況を見ますと、やはり、数者が落札してるんですけれども、中西製作所も落札をしております。平成30年に、これは10台落札をしてるんですけれども、その落札の金額が10台で1,890万円、1台当たり189万円。堺は320万円。大きな差があるわけですね。ただし、これメーカーは違います。メーカーは違いますが、大阪市と堺市で320万円と189万円と、大きな差があります、金額的には。これは打ち合わせでも言いましたけれども、この差については、教育委員会、このスチームコンベクションオーブンについても特定の製品、コメットカトウと、そして落札者が中西製作所に偏ってることとあわせてお答えいただきたいと思います。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  まず、委員の御質問の1点目が、大阪市との比較のお話でございますが、委員のおっしゃるように、納入する厨房備品のメーカーが異なっていることによって差が出ていると考えております。

 あわせまして、また必要となるオープントレーや追加カートなどの附属品を含めまして調達するか、あるいは別途調達するかの違いであるということを確認しております。

 スチームコンベクションオーブンにおきましても、本市が求める品質、規格等は仕様書において記載をさせていただいておりますので、あくまで一例として参考商品を載せるとともに、同等品の調達も可能としているのが現状でございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  これにつきましても、同等品の申請も可能となってますが、同等品の申請ありましたか、今まで。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  最近におきましては、同等品の申請はございません。

◆水ノ上 委員  これも、先ほど言ったようにコメットカトウ社製1つが参考商品として出されて、同等品の申請は全くゼロ。その結果として、中西製作所がこの4年間全て落札をしているということなんですね。これも先ほど申し上げたとおり、特定の事業者に有利な仕様書になっていないのかどうか。そして、その結果として、大阪市との金額の相違、これは聞くところによりますと、ある事業者に聞きましたところ、堺市に入れてるコンベクションオーブンと、大阪市に入れてる分と大きな差はないと、性能等々ですね。ないということで、10台と3台という、台数の差はあったとしても、これほど大きな金額の差でないか、それほど堺市が高い買い物をしているのではないかと、このように思います。

 そして、私はこの金額の差については、ぜひとも教育委員会の中で調査をしていただきたいと思うんですが、教育次長、いかがですか。

◎田所 教育次長  仰せの件につきましては、関係各課とも調整してまいりたいと思います。以上でございます。

◆水ノ上 委員  このコンベクションオーブンについては、堺市では予定価格は開示はされていません。しかし、大阪市は予定価格を開示しておりましてね、予定価格は210万円なんですね。約210万円、それで落札は189万円とか、205万円になってる。堺は予定価格は開示しませんけれども、落札は320万円から280万円というふうになっています。これも、特定の事業者に有利な仕様書が作成されているということの弊害ではないのか、そういう疑いはないのか、このように思っておりますが、そこで仕様書につきましては、どこが担当し、どこが作成するのかお答えいただきたいと思います。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  仕様書の作成主体とその内容ということでございますが、一般的に物品調達の仕様書につきましては、各所属におきまして調達課の確認も受けながら作成することになります。

 その作成に当たりましては、本市の給食調理場の施設設備に合致する品質、規格等を当課において設定しております。

 また、1つの項目に、品質、規格だけでは、参考商品もございまして、実態名は商標名ではなく、一般名を書く必要がございますが、参考商品の項目につきましては、既製品を購入する場合や、堺仕様の特注品を購入する際の備品・物品の参考イメージとして記載する事項でございまして、給食調理場の厨房機器に限った記載ではございません。以上でございます。

◆水ノ上 委員  きょうは食器洗浄機とスチームコンベクションオーブンの2件について、時間もなくて、それほど調べる時間もなかったので、詳細についてはこの程度にとどめますけれども、しかし、今申し上げたとおり、談合というのは、事業者が談合する場合もあるでしょうけれども、そうやって仕様書を特定の事業者に有利なようにすることによって、一般競争入札といいながら、実質的には随意契約のようなことになるという危険性があるということ。先ほど出しましたとおり、この状況を見て、本当に一般競争入札の結果、このような状況になっているのかどうか、それをいま一度、これ検証する必要が僕はあると思います。

 そこで、今後この学校給食における厨房備品の調達についてどうするのかお答えいただきたいと思います。

◎田中 学校管理部副理事兼保健給食課長  給食調理場のいわゆる厨房備品の更新におきましては、物品調達にかかわる仕様書作成マニュアルを遵守いたしまして、安全・安心な学校給食の実施に必要な条件を確保することとあわせまして、特定の事業者が有利にならないよう、関係課と十分に調整を行い、物品調達事務のより適正な執行に努めていきたいと考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  今、御答弁いただきましたとおり、特定の事業者のみが有利にならないよう、これが非常に大切です。最初、入札のメリットのところでお話しいただきましたけれども、十分に競争性と公平性が確保できること、これが何よりも大事ですし、その結果、安価な、税金でこれ買うわけですから、適正で安価な機器の購入をするということが大事だというふうに思います。

 教育長にお聞きしたいと思いますが、今の話を聞いていただきまして、これだけのことを示しました。そして、御答弁いただきましたけれども、特定の事業者に有利になることによって、非常にいびつなことになるという可能性から、今後、調査した上で、適正に、先ほどの調達課の話もありましたけれども、調達をするということだと思いますが、教育長の御見解をお聞かせいただきたいと思います。

◎中谷 教育長  今、水ノ上委員のほうから給食厨房備品の入札について、いろいろと質疑ございました。今、お示しの表においても、いわゆる食器洗浄機、スチームコンベクションオーブンというのが、その他においても独占的に落札業者が決まってるということで、先ほどの委員のほうからのお話ですと、何か談合的なものがあるんじゃないか、あるいは官製談合があるんかなというふうなところに捉えかねないような御意見もあったように私は捉えてしまいました。しかし、このたびの、先ほどの調達課のほうの答弁もございましたけども、私どもこの備品の入札に際しましては、一般競争入札に係る備品調達のマニュアルに沿った形の中で、あわせて関係課、調達課と協議した中で実施してきたものであり、適正に事務が執行されてきたものと考えております。

 ただ、先ほど調達課長のほうから、いわゆる備品の、物品の参考商品の記載の商品については今後改めていくべきであると、またそれについては周知していくということでございましたので、やはりその点については、しっかりと改められたマニュアルに沿った形の中で、今後も適正な事務処理執行に努めていきたいと考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  私は談合とは断定しておりませんし、官製談合というようなニュアンスも用いておりません。ただ、一部の業者に有利な仕様書が作成されることによって、結果的にそのようなことになっているじゃないかというふうに思ってます。

 ですから、そういうことも含めて、しっかり、今までが適正だから、今後じゃなくて、今までのが適正かどうかも検証するということが大切だと。それをもって、これからのことに臨むべきだというふうに思います。今の教育長の話だったら、今までは適正だから、特に問題ないと。これからは、今の意見を聞いてやるということですけれども、今までのことについて調査ないし検討するお考えありませんか。

◎中谷 教育長  備品の入札の手続については。

○野里 委員長  教育長、マイク。

◎中谷 教育長  備品の入札の手続につきましては、市のルールにのっとった形の中で教育としても実施してきたところでございます。その点については御理解いただけると思います。

 ただ、その結果として、こういった状況になってるということでございます。ただ、その状況が問題があったのかどうか、現状としては、私は適正な事務執行をしたということで、調査する考えはございません。以上でございます。

◆水ノ上 委員  これは適正な事務執行をしたと、外形上はそうなってるかもわかりません、外形上は。しかし、結果的にこういうことになったということは、ひょっとしたら疑わしいことがあるんじゃないかというて、調査するのが今後の事務執行を適切にするためにも必要だというふうに思います。今の教育長の御答弁は私は納得するものじゃありません。

 しかも、先ほど申し上げたとおり、大阪市と堺市の、この落札の金額の相違、これはどこに起因するのか、同じ業者が大阪では189万円、堺では320万円、そしたら、同じ性能でそれだけのもんがあるんやったら、これからそれを調べる必要があるでしょう。なぜそういうことになったのか、よりこれから、市長は今後堺市でも中学校給食を導入していこう、その際には、多くの機器、備品が納品されるわけですよ。その中で、今指摘したところが、金額に反映されていないのか、そのようなことがね、反映されていないのかというのは、このような仕様書にすることによって、金額が高くなったり、低くなったり、そういうようなことがないのか、競争性がしっかりと図られているのか、そこを検証しなきゃならないと言ってるわけです。ですから、最低、先ほど教育次長は関係所管とともに検討するというようなことをおっしゃってもらいました。ですから、それについて、やはりしっかりと検討していただきたい、このように思います。

 最後、市長にお聞きしたいと思います。今、るる議論がございました。市長は、予算にかかわる、予算編成の編成者ということで、これはまさに予算にかかわることでございます。教育委員会に自浄能力があるのか否か、今、申し上げてる中では、本当にこれ自浄能力あるのか疑わしい点もあります。これは、まさに予算にかかわることであり、市長のテリトリーということから、私は市長のほうでグリップをきかせて、適正な、まあ不適正とは言いませんよ、今のもね。しかし、疑わしいところがないような、外形的にも、誰もが納得できるような、透明性の高い、公平性、公平のある、競争原理が働く、このような調達方法にすべきだというふうに思いますが、市長の御見解をお聞かせいただきたいと思います。

◎永藤 市長  一連のただいまの質疑を通して、問題点と一定の方向性というものは示されたのかというふうに思っていますので、感想という形でお伝えをしたいと思います。

 確かに、参考商品で1商品だけ仕様書に記載をされてれば、それを選ばないといけないのかなと。選ばれないといけないというふうに考えてしまいがちですので、これはもうやはり公平性の担保という面では、可能な限り複数ということが望ましいんじゃないかなというふうに私自身は思います。

 これから公平性、そしてコスト的にも効果的な調達を心がけていただけたらというふうに考えています。

◆水ノ上 委員  市長から前向きな御答弁もいただきました。予算にかかわることですから、しっかりグリップをきかせていっていただきたいと思います。

 きょう議論した件については、きょうで終わりじゃなくて、私はこれからも、これ続けて調査していきたいなというふうに思ってまして、この話が出てから、それほど時間がありませんでした。きょうも、まだ不十分なところがあろうかと思います。きょうで終わりじゃなくて、給食厨房機器の調達が外形的に見ても、公平で競争性があって適正だと思われるように、これからも議論していきたいということを申し上げて、私の市長質問としたいと思います。以上です。

○野里 委員長  ほかに市長への質問はありませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

 御質問なしと認めます。

 以上で市長への質問は終了いたしました。

 それでは、永藤市長、御退席願います。

  (永藤市長 退席)

 また、所管外で出席されている理事者の方はここで御退席いただいて結構です。

 それでは、質問を継続いたします。

  (渕上副委員長、野里委員長にかわり委員長席に着く)

◆水ノ上 委員  引き続き、私のほうから質問させていただきます。一般質問をさせていただきます。

 一般質問は、今の給食厨房備品の入札について以外に、武道教育についてと、北朝鮮による拉致事件に対する教育委員会の取り組みについてと、2点上げておりますけれども、時間があともう5分足らずでございますので、きょうはもう武道教育については涙をのんで次回に回して、北朝鮮による拉致事件に対する教育委員会の取り組みについて議論したいと思います。

 というのも、現在、本館1階で北朝鮮人権侵害問題啓発週間ということで、1階でもこのような展示がされております。そういうところから、この質問をしたいというふうに思っております。パネル展、横田めぐみさんを初め、北朝鮮に拉致されたと思われる方々のパネルが展示をされています。この拉致事件も、もう何年ですか、40年以上になる。横田めぐみさんも、年齢的には私と1歳しか変わらないということで、この問題を風化させてはならないというふうに強く思います。

 ただし、これは例えば近くで13歳の女の子が拉致をされて、どこかに監禁された。それが事件になったら、救出せなあかんと、国民みんなそう思いますけれども、これが北朝鮮に拉致をされて、その状況がわからない、いつの間にか、それが風化をして忘れ去られていく、時間とともに。家族だけと、思ってるのは。そのようなことがなくて、この日本人全体の問題として、これは解決されるまで、我々一人一人が自分の問題として考えていかなきゃならないというふうに思います。

 そこで、ここのところにも書いておりますけど、アニメめぐみというのがここでも、1階でも今流されておりますけれども、25分の。市立学校におけるこの映像作品、アニメめぐみの活用について、どのような取り組みをされているかお答えいただきたいと思います。

◎森内 人権教育課長  これまでも拉致問題に関する映像作品の活用について、国からの依頼により、全ての堺市立学校に対して文書により周知を行ってまいりました。

 今年度は本年4月に内閣官房拉致問題対策本部事務局政策企画室長及び文部科学省初等中等教育局児童生徒課長の活用促進の依頼を受けまして、文書による各学校への周知に加え、各校に1名配置されております人権教育推進担当者に対しまして、アニメめぐみの視聴及び児童・生徒への指導実践例ですね、これを紹介するとともに、5月の校長会におきまして、活用の依頼を行ってまいりました。以上でございます。

◆水ノ上 委員  依頼をいただいてるということですけれども、過去の本市の映像作品活用状況はどういうことでしたでしょうか。また、今年度のアニメめぐみの活用状況についてお聞かせいただきたいと思います。

◎森内 人権教育課長  学校における活用状況について、確認させていただきましたところ、平成29年度は小学校3校、中学校5校の合計8校、平成30年度は小学校2校、中学校10校、高等学校1校の合計13校でアニメめぐみを活用し、人権教育の一環としまして、拉致問題に関する学習を行ってまいりました。

 学校において、教科の中で拉致問題を取り扱う場合、大体3学期となることが多く、また今月12月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間に合わせましての活用も予想されてることから、今年度につきましては、それらの状況も踏まえまして、適切な時期に活用状況を確認したいと考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  御答弁の中では、平成29年度が合わせて8校、30年度が合わせて13校でした。小学校、中学校、高校で137ですか、あるにもかかわらず、少な過ぎると思いますね。この活用の依頼、校長会において活用の依頼ではなくて、私はもっと積極勧奨すべきだというふうに思います。

 そして、多くの子どもたちに、自分たちの問題だとして、これを捉えてほしいと思いますが、積極勧奨するつもりはございませんか。

◎森内 人権教育課長  私どもといたしましては、やはり各学校の取り巻く状況等ございますので、各学校長に対する周知は続けさせていただこうというふうに考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  周知はいいですけれども、こうやって市の中でも毎年本館でこのような北朝鮮人権侵害問題啓発週間つくってやってるわけですよ。子どもたち、特に中学生は自分たちと同じような年齢の子が拉致されて、今でも救出を願っている。そういう中で、これ自分たちの身にも起こるかもわからないというような、今でもこれ、問題視されてるんですから、周知するだけじゃなくて、ぜひとも積極勧奨すべきだと思います。去年よりも若干ふえておりますけれども、それに甘んじず、多くの子どもたちにこのアニメめぐみを見ていただいて、感想文書くなりしていただくということが必要かと思います。

 北朝鮮人権侵害問題啓発週間で作文コンクールに対する教育委員会の考え方及び堺市立学校の応募状況についてはいかがですか。

◎森内 人権教育課長  北朝鮮人権侵害問題啓発週間作文コンクールにつきましては、若い世代に拉致問題への理解促進を図ることを目的に、平成29年度より国におきまして中学生及び高校生を対象に実施されております。応募につきましては、各学校において取りまとめの上、直接国へ応募する仕組みというふうになってございます。このため、教育委員会といたしましては、堺市立学校の詳しい応募状況は取りまとめてはおりません。ただし、今回国へ確認させていただきましたところ、堺市からは、平成29年度が1作品、平成30年度も1作品、今年度は3作品の応募があったというふうに伺っております。

 今後も当該コンクールにつきましては、引き続き各中学校及び高等学校へ周知を続けていきたいというふうに考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  もう時間ありませんけどね、29年が1作品、30年度が1作品、今年度は3作品、これについて部長はどういうお考えですか。

◎松下 学校教育部長  これまでの学校に対する取り組みにつきまして、先ほど課長が答弁いたしました、そのことで学校園に徐々にではありますが、広がっていると思っております。今後ともしっかりとこのような人権啓発週間であるとか、このような北朝鮮の人権侵害問題に関することにつきましては周知、また人権教育計画の中で、各学校園でまた計画的に取り組んでいくところの部分について、しっかりとまた周知徹底してまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  この拉致事件は明確な人権侵害、堺市は人権のまちと言われているにもかかわらず、作文コンクールでは1件、1件、3件と、非常に寂しい、これで本気、やる気あるのかと思うわけですよ。

 先ほどのアニメめぐみもね、もっと積極勧奨して、多くの人に広めるべきだというふうに思います。これ、毎年僕はこれ話をしてます。毎年もっとやってくれと言うてます。もう時間が来ました。これ、人権問題として、今後とも真剣に取り上げていただくことをお願いを申し上げて、きょうの質問を終わりたいと思います。以上です。

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