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水ノ上成彰は堺市西区選出の堺市議会議員。大阪維新の会所属。

TEL. 072-229-1058

〒590-0048 堺市堺区一条通13-16 松利ビル5階

堺市議会報告 議会発言集CONCEPT

平成29年3月15日 建設委員会

公共交通とまちの活性化について

◆水ノ上 委員  皆さん、お疲れさまです、大阪維新の会の水ノ上です

 私もこの建設委員会に入らせていただいて、もう1年がたちまして、特にこの1年間は中心市街地の活性化、また、交通政策等々を中心に皆さんと議論をさせていただきました。堺を何とか発展をさせたいという思いから多岐にわたって質問をさせていただいたんですが、きょうも1問、公共交通とまちの活性化についてと題して質問させていただきたいというふうに思います。

 この公共交通とまちづくり、どちらが重きを置くか、どっちとも一緒の同じように発展していかなければまちの発展はないというふうに思っております。ですから、この公共交通とまちづくりの大切さについて、1年間をまとめるような形の質問になればというふうに思っております。

 地元に帰りますと、いろんな方がいろんな御意見をいただきます。この堺東、僕は南海本線の諏訪ノ森駅が最寄りの駅なんですけれども、そこから行くには堺東というのは非常に行きづらいという声がたくさんあります。堺駅からおりてバスに乗らなあかんとか、そういうことを言う方がいらっしゃるんですけれども、一体あの、まずシャトルバスというのはどのくらい人が乗ってるんですかというような質問もされます。

 そこで、まず最初に議論の取っかかりといたしましてお伺いしたいと思いますのは、堺シャトルバスの利用者数の推移についてお答えいただきたいと思いますが、まずスクリーンに映します。これがシャトルバスの平成8年から平成26年までの1日平均乗車人員を書いたグラフなんですけれども、まず、このグラフを見ながら、堺シャトルバスの利用者数の推移について御説明ください。

◎羽間 交通政策課長  堺シャトルバスの利用者数についてお答えさせていただきます。

 平成12年から平成22年までの約10年間で見ますと、その黄色で示してある平成12年の6,841人から、平成22年のそのピンクの線の緑のとこなんですが、4,904人と約28%減少しており、さらに平成22年以降も見ますと、同様に4,907人から平成26年の3,044人と、約38%減少してる状況でございます。

 しかしながら、南海バス株式会社からは堺シャトルバスについて黒字を維持してるというふうにお聞きしております。

 それと、その減少の原因につきましては、その具体的な把握はできておりませんが、通勤・通学の移動量が減少するとともに、平成7年には南海の天下茶屋駅の高架化が完成し、南海高野線と南海本線が同一のホームで乗りかえすることが可能になったことなどが要因ではないかなと考えております。

 しかしながら、堺市全体の公共交通の利用者につきましては、鉄道、それからバスなどの利用者数は横ばいで推移しております。加えて、平成19年度以降は公共交通空白地域が拡大するようなバス路線の廃止については行われておらず、本市では公共交通の維持・確保が図られてるというような状況と考えております。

 なお、堺シャトルバスの乗車人員の減少の要因につきましては、今後、調査分析などを進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  シャトルバスの減少についてきょうは議論するということではないんですが、見ていただければわかりますように、この鳳シャトルに比べて堺シャトルが大幅に減少してるというのは見て明らかです。これを見まして、堺駅と堺東という堺を代表する大きな駅を結ぶこのシャトルバスが減少するというのは、どんなところに理由があるんだろう、まずそれが1つの疑問点なんですね。その減少の理由については把握できてないということで、ただ、堺東駅も堺駅も乗降者数はほぼ横ばいで変わっておりません、変わっておりません。ということはバスだけが少なくなってるとなると、その人たちはどこに行ったんだということなんですけど。

 その1つで、いろんな人と話ししてて思うのが、まず、先ほどもちょっと触れました諏訪ノ森の話なんですけれども、諏訪ノ森から例えば堺東に行こうとしましたら、堺に出て、バスに乗って堺東と、これ、大体35分強かかって430円かかるんですね。それが天下茶屋回りにしますと30分前後で380円で行けるということです。これ、50円なんですけど、50円というのもやはり時間もかかるし、お金もかかる、だからやっぱりバスというのは乗りにくいという意見も多うございます。

 また、もう一つ、進んでいけば、例えば高島屋、後からちょっと高島屋の話もしますけれども、高島屋に、どっか百貨店行こうと、堺東の百貨店行くよりも、難波に行く場合は330円払えば20分ぐらいで難波に行けるわけです。そういうところからこのバスの利用というのも少なくなってる1つの要因ではないかなというふうに思っています。

 それで、そういう話をしておりますと、1つの概念としてストロー効果、ストロー現象という言葉があるんですけれども、そういう状況が起こってるのではないかと、堺には。どういう概念かといいますと、鉄道や高速道路などの交通網の整備によって、地域の拠点となっていた小都市が経路上の大都市の経済圏に取り込まれ、人・物・金がより求心力のある大都市に吸い取られる現象、一般的にこういうことをストロー現象、ストロー効果というらしいんですけれども。

 堺市は地理的な特徴として、大きな大都市、大阪を抱えておると。その大阪は、大阪に対して、大阪から南に向かって、皆さん、何度も耳にしたと思いますけど、南海本線、南海高野線、御堂筋線、そしてJR、また、道路で言いますと阪神高速堺線、湾岸線ということで、非常にこういう高度にそういう道路が発達している。

 その中で大阪が、例えば梅田のグランフロント、大阪駅の再開発、また、天王寺のあべのハルカスやキューズモール、なんばパークスや、また百貨店のリニューアル、新今宮で言いましたら、前に言いましたけど、星野リゾートが来るとか、莫大な民間投資がされてる。それは行政も主導をしてるというようなことがあります。

 一方、そうやって大阪市内がますます魅力的になっていく中で、この堺の置かれてる状況で言いますと、少しさかのぼっての話になりますが、例えば後で議論いたしますジョルノビルにはダイエーが入っておりましたけれども、ダイエーは平成13年に撤退をいたしました。また、イトーヨーカドー、堺駅駅前にありましたイトーヨーカドー、これは関西初ということで、イトーヨーカドーが関西初の出店だったんですけれども、これも24年の歴史に幕を閉じて、平成23年の2月に閉店をしております。また、阪急北花田も2004年、平成16年に開店をいたしましたが、平成29年、ことしの7月に閉店をするということになっております。まさしくストロー効果・現象が起こってるのではないかというふうに思います。

 また、堺市に2つある高島屋ですけれども、この高島屋は毎月、実は営業報告、もしくは高島屋店頭売り上げ速報というのを開示をしておりまして、これ、私、30カ月分、ずっと見ました。そうしますと、この泉北の高島屋、泉北の高島屋はこの30カ月の中で、対前年同月で売り上げが増加したのはわずか2カ月でした。大体4%ぐらいの毎月減少率です。

 一方、この堺の店、これは詳しいことはわかりませんけれども、ただ、資料を見ますと、この30カ月の間、1カ月だけ前年同月売り上げを上回っておりますけれども、あとは29カ月は全て前年同月の売り上げを下回ってるという状況。

 これは一企業のことですから、余りとやかく言うこともないんですけれども、ただ、これは高島屋が正式に発表してるところからとったグラフなんですけれども、中ほど上にあるのがゼロ、それからマイナス2、マイナス4と書いてあるのは、前年同月に比べてマイナス2%売り上げ減、マイナス4%売り上げ減となっています。平成28年7月が0.5%の増、平成29年の1月が0.2%の増と、2カ月以外は全て下回ってるということですね。

 一方、そうしましたら、大阪の高島屋はどうなのかといいますと、これ、赤が大阪の高島屋の前年同月の売り上げ対比をした増加率です。平成27年の4月にリニューアルがあったのが、そこで一気にどんと前年同月19%アップで、その後、しばらくずっと下がっていくわけですけれども、平成の28年の5月、6月で一旦マイナスになりますけれど、また持ち直してるということで、大阪の高島屋は比較的好調。堺の高島屋は泉北も堺も入れて非常に厳しい状況が続いてるということが見てとれます。

 ただ、これをもって高島屋が云々かんぬんじゃないんですけれども、先ほど申し上げた、本当にこの堺は大大阪、大阪という大都市を前にストロー効果の影響で、どんどん人・物・金が大阪市に流れているのではないかということが非常に心配に思います。

 その中で、私はこの中心市街地の活性化というのが堺市を活性化する1つの大きな施策というふうに思っております。その点から今までも質問をしてまいりましたが、今のようなストロー効果が懸念される中、中心市街地の活性化におきましては、主に3点、施策を挙げられております。1つが芸文ホール、1つが堺東駅南地区市街地再開発事業、1つは市民交流広場整備事業ということで、芸文ホールにつきましては、さきの大綱質疑でいろいろと詳しく議論いたしましたので、ここでは議論いたしませんし、また、ここの管轄の委員会ではございませんので、簡単にその内容だけ申し上げますと、145億かけて20億から30億の大修繕が要ると、また4.2億円、最低でも4.2億円の維持管理費が要ると。それに対して13.6万人がふえますけれども、大ホールのために。ただ、毎日毎日来る、来るのは2,000人が上限で、それ以上、プラスアルファはレストランとかあるかもわかりませんけれども、来ても2,000人。それで17万人ほどがふえるといったところで、本当に活性化するのかという疑問を呈しました。それと、疑問を呈して今のままでは活性化にはつながらないという話をいたしました。

 さらに、きょうはお聞きいたしたいのは、堺東駅南地区市街地再開発事業、市民交流広場整備事業についての効果についてお聞かせいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  堺東駅南地区市街地再開発事業につきましては、老朽化して空き店舗の増加などによって都市機能が低下したジョルノビルを建てかえて新たな施設建築物を整備する事業でございます。事業の実施につきましては、その事業の実施により都市型住宅を供給し、まちなか居住を促進するとともに、商業施設等の整備によるにぎわいの創出を図ってまいるものでございます。あわせて、市民交流広場側まで延伸しますペデストリアンデッキの再整備によりまして、地域の回遊性を向上してまいりたいと考えてございます。

 また、市民交流広場につきましては、中心市街地の活性化に向けて、まちのにぎわいを創出する交流の場、また、市民の親しみを持てる憩いの場として整備するものでございます。この広場の活用につきましては、平成27年度においては年間約150件の利用がございまして、この平成28年度、ここは12月まででございますけれども、224件の増利用があるなど、地域のにぎわい創出に寄与してございます。

 今後ともこの活性化事業を着実に推進することによりまして、堺東駅周辺においてさまざまな目的を持った市民、また、来訪者が生き生きと活動するまちづくりを進めてまいります。以上でございます。

◆水ノ上 委員  そこでまず、この堺東駅南地区市街地再開発事業、いわゆるジョルノビルの建てかえについてお聞きしたいんですけれども、この開発事業について、これはまちなか居住と商業施設ということですが、何戸の住居があり、また、住戸以外の床面積はどのくらいか、また、これに対する補助金はどのくらいか、お答えください。

◎休場 都心まちづくり課長  この再開発事業によりまして新たにできる再開発ビルでございますが、住宅戸数が330戸、それと住宅以外の商業施設部分でございますけれども、その延べ床面積は6,200平方メートルでございます。補助金につきましては、この再開発事業に対して49億7,000万円の補助金の支出を考えてございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  御答弁いただきましたけれども、このジョルノビルの建てかえの前に、この堺市駅前のベルマージュ、また、北野田駅前のアミナス北野田、またはベルヒル北野田なども、このペデストリアンデッキでつながれて、同じような開発がされたというふうに思いますが、このベルマージュ、または北野田駅前のアミナス北野田、ベルヒル北野田の住戸数と住宅以外の床面積はどのくらいか。また、めざす方向として、まちづくりの方向としてジョルノビルの再開発事業は、これらの施設と同じような方向なのか、お聞かせいただきたいと思います。

◎休場 都心まちづくり課長  まず、堺市駅前のベルマージュにつきましてですが、住戸数は712戸、それと住宅以外の床面積につきましては約2万4,000平方メートルでございます。

 次に、北野田駅前のアミナス北野田につきましては、住戸数が113戸、住宅以外の床面積は約7,000平方メートルでございます。

 続いて、ベルヒル北野田の住戸数につきましては184戸、住宅以外の床面積は約8,000平方メートルとなります。

 めざすべき方向性ということでございますけれども、堺市駅前、北野田駅前につきましては、地域の拠点機能を担っている地域でございます。堺東駅周辺地域につきましては、この中心市街地の一翼として堺の中枢を担う地域でございまして、堺東駅南地区市街地再開発事業、それと、先ほどの堺市民芸術文化ホール、また、市民交流広場や商店街の方々と一体となって堺東駅周辺地域の活性化を担うものでございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  御答弁いただきましたけれども、ジョルノビルの建てかえによる住居以外の床面積は6,200でしたが、ベルマージュの例えば商業施設等は2万4,000で、約4倍あるんですね。あと北野田のほうも、アミナス北野田もベルヒル北野田もジョルノビルの住居以外の床面積を上回っているという中で御答弁いただきましたが、このベルマージュ、または北野田につきましては中心市街地の一翼、ジョルノビルにつきましては堺の中枢と、そういうふうに分けておられます。どこが違うのか、私には全くわからない。

 堺市の中心と言いながら、やってることは一緒、入るスーパーも同じ、北野田と同じスーパーが入る、それ以外のこともテナントはどういうとこが入るか知りませんけれども、それをもって、この言葉の言いかえは、中枢とこの中心市街地という言いかえはあるものの、違う、地域の拠点と堺の中枢という言いかえはあるものの、やってることは同じじゃないかと。それで、なぜこの中心市街地の活性化の一翼を担うのか、そのあたりをもう一度、御説明いただきたいと思います。

◎窪園 都市再生部長  堺市駅前、北野田駅前は、まず地域の拠点機能を担うと。それと堺東駅周辺は中心市街地の中で特に堺の中枢を担う地域ということでございまして、堺市駅前、堺市はもともといわゆる合併に基づいて、非常に広域にできたまちでございまして、地域、地域で生活の拠点となる機能を持つ地区がもともとございます。それが、例えば駅で言えば急行停車駅とか、そういうところでございまして、そこは堺市駅前とか北野田駅前はそういうその地域の生活の拠点を担うと、そういった中でその駅前の再開発を行いまして、ある程度、地域の商店街等もございますけども、そこの重要な商業施設とか、そういう居住機能を担っていると。

 一方、中心市街地につきましては、堺東駅から堺駅まで至る190ヘクタールの広域、ほかの拠点に比べて非常に広域なところで、堺全体の中枢を担うという中でさまざまな事業展開を行っていると。それが例えば堺東周辺で言いますと芸術文化ホールであり、市民交流広場であり、そして、この再開発事業。

 この堺東駅南地区の再開発事業自身は、いわゆるその敷地面積等の制約等々もある中で、確かに住宅以外の床面積等も他地区等に比べて若干狭くなっておりますけども、これはこの再開発事業だけで、ここの堺東駅周辺全体の商業機能とか都市機能を担うものではなく、いわゆる芸術文化ホールでのその文化とか、そういう機能とか、広場でのにぎわい機能、あと商店街の商業機能、こういうのが一体となってそういうここの堺市の全体の中枢を担うという意味で御理解いただけたらというふうに思っております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  御理解いただけたらと言いながら、御理解はできへんから聞いてるし、また、もう少し簡潔に御答弁をください、時間限られてますので。

 この北野田とかこの堺市駅に比べて、これ、堺市の堺東の中心市街地の一翼を担うこの発展のためにこれを設置するんだと。芸文ホールとジョルノビルの建てかえと、そして市民交流広場、この3つが堺市を、この中心市街地を発展させるんだというふうに説明されてて、その中の住居以外の部分については堺市駅や北野田よりも床面積が少ない、それでどうやってこの発展をするんやというところを問うてるわけです。

 しかも、その中に入るスーパーも同じスーパーが入るわけでしょう、名前言いませんけれども、同じスーパーが入る。結局330戸、700人から800人の生活する人のために、まずそういう商業施設なりがつくられて、それ以外はどういうテナントかわかりませんけれども、その北野田や堺市駅、ベルマージュのようなことになるのではないかな、このように言ってるわけです。

 また、330戸、700人、800人が入るといえども、この方は堺東に魅力があるから入るのか、それとも難波、または大阪に行くのに便利だから入るのか、それはわからない、わかりませんけれども、先ほどから言うてるストロー効果、堺で住んでるけれども、仕事は大阪、またはショッピングも大阪、先ほどの高島屋の例出したのはそういうことです、ショッピングするのも大阪、レジャーも大阪、そういうふうになって、単なるそういうまちになってるんではないですかと、そういうことを強く思うわけです。

 その1つの大きなことが、この今、ジョルノの建てかえであると。この今の部長の話では御理解いただきたいと言いましたが、御理解は全くできなくて、このアミナスですか、アミナス北野田、ベルヒル北野田に行きますと、それほど人であふれ返ってるという状況ではないということから、これがまちづくりの中心だととても考えられない、ペデストリアンデッキをすると言いながら、これは誰のためのペデストリアンデッキか。住む人が中心じゃないのかとも思いますし、そういうところから申し上げておきたいなというふうに思います。

 時間が余りありませんので、次に行きますが、市民交流広場の整備もあわせて聞きましたけれども、どのような価値を生み出すというふうにお考えなのか、お答えください。

◎休場 都心まちづくり課長  市民交流広場につきましては、市役所前から合同庁舎前までを一体的に整備しまして、都心に大規模な都市空間を掲出する、あわせてさまざまな規模のイベントに使える広場として整備することで、にぎわいと交流を創出、そして、政令指定都市の都心にふさわしい都市魅力の創出に寄与するものと考えてございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  ちなみに、この市民交流広場には年間どのくらいの集客があると見込んでるんでしょうか、お答えください。

◎休場 都心まちづくり課長  現在、市民交流広場は整備しているところでございますが、まずは、やはりこの市民交流広場をいかに皆さんに使いやすく利用していただくかというところで、先ほども27年度は150件の利用、そして、28年度12月までには224件と増加しているところでございます。年間の人でございますけれども、それぞれの催しによってどれだけの人が来るかというところはなかなか難しいところではございますけれども、中心市街地基本計画におきまして、これの計画年、31年度につきましては年間約3万3,000人をめざすというところでございますので、今後とも利用の促進とともに、この目標を上回っていくように取り組んでまいりたいと考えてございます。以上でございます。

◆水ノ上 委員  この集客数というのは非常に難しいと思います。ただ、今ちょうど工事がされて、工事前と工事後でどれだけの価値がふえるのか、市民の皆さんに来ていただけるのか、そういうところをしっかり検証していく必要があろうかというふうに思います。

 ただ臆測でやるのではなくて、前から言っておりますように、費用対効果で、これだけ費用をかけるから、どのぐらいの集客が見込まれる、また、堺市以外でも人が来るのかどうか、そういうことも含めて検証いただきたいと、このように思います。

 最後に市長に質問したいというふうに思いますが、先ほど来、私が話ししておりますこのストロー効果、これは南海本線、南海高野線、JR阪和線、地下鉄御堂筋線の4本があって、これはそれぞれ難波、天王寺、梅田へ直結している、また、道路も先ほど言うたように阪高、阪神高速堺線、湾岸線があって、大阪市内の発展がすればするほど、堺市がそちらのほうに人・物・金が引き寄せられてると、私はそういうふうに思う。そういう中で私はまちづくりをしていくという必要があると思うんですが、それについてまずどう思っておられるのかということと、現在進めている中心市街地活性化施策に、こういうストロー効果という視点を前提としまして、今進められてる施策、中心市街地の活性化の施策について堺のにぎわいを戻すために十分と言えるのかどうか。

 最後に、3期目の出馬表明がありましたが、中心市街地の活性化におきまして追加で考えてる施策などがあればお答えいただきたいというふうに思います。

◎竹山 市長  お答えいたします。まず第1に、私どもはやはり中心市街地のまちづくりについては点で考えるのではなく、面で考えております。そして、1次元で考えるのではなく、2次元、3次元で考えております。そういう意味でこのジョルノビルの問題、そして、市民交流広場の問題、さらには芸文ホールの問題、そういったもの、さらには堺駅、そういったものを面でしっかりと考えていきたいというふうに思います。

 確かに世界都市、大阪市、それは大したもんだというふうに思っております。私どもの市民の昼夜間人口も九十六、七でございます。要するに昼はやはり大阪市に行ってるということでございます。そういう意味でストロー効果を完全に否定することはできない。しかし、そのストロー効果に負けない堺の魅力をこれからつくっていくということが大事であるというふうに思います。それはまさしくおじいちゃんや子どもたちが、この市民交流広場に来ていただける、若者が来ていただける、そういうものとか、やはりフェニーチェ堺が2,000席と、そして小ホール300余りのホールをフルに使って、この近畿から、全域からこのフェニーチェへ来ていただく、そういうふうな逆ストロー効果を、堺もしっかりと考えなければならないなというふうに思っております。

 そういう意味で私は、堺東周辺の歩行者通行量が平日において平成18年では4,804人でございました。それが27年には5,677人に増加しておったり、さらに地価の動向を見ましても、25年までには下落傾向にあったものが、26年には下げどまって、28年からは堺駅、堺東駅周辺において上昇に転じております。これは大阪市内を見ても、やはり阿倍野や北区や中央区はどんと上がっておりますけど、その周辺のところを見ますとかなり下落があるんですね。そういう意味で言いますと、堺市は割合しっかりと堅実に地価が上がってるというふうに思います。

 そういう意味で私は、皆さん方にもお願いしたいんですけど、やはり堺をポジティブに考えていく。そして、風評被害とか情報操作、印象操作みたいなことをもうするのはやめようやないかというふうに思います。

 高島屋の売上高、これもやはり泉北店が今低いのは、2月に大改装をしてるんです。泉北店を大改装してるから、売り場面積が少ななってるから低くなってるんです。1月は前年度より高かったんです。それともう一つ、やはり泉北には今3,399戸の政策空き家というのがあります、人口が減ってるんです。そういうことも踏まえて、高島屋泉北店、そして、この堺東店はどうあるべきかということも、今、高島屋本店のほうでも十分考えてると思いますけど、活性化に私どもも協力していきたいというふうに思ってるところでございます。

 そして、百舌鳥・古市古墳群、これを世界文化遺産にすることによって、世界から堺に来ていただく、そういう取り組みを全庁こぞって大阪府と連携しながら、大阪観光局とも連携しながら行ってまいりたいと、そのように思っております。以上でございます。

◆水ノ上 委員  多岐に御答弁いただきましたので、どこからお話をしようかなというふうに思うわけですけど、まず点じゃなくて面、もうこれは当たり前です。点じゃなくて面、それは当たり前。これは我々がもうかねてより言うてる点。ただ、先ほど札場議員からもありましたけれども、芸文ホールが点にならないかと、面になるのかということが我々の問題意識でありまして、それについてはこれから検証していただく必要があると思います。

 先ほど、それと青谷議員から最後に、市長は現実をしっかり見詰めてという話がありましたけど、まさしく私からもそう言いたい。現実をしっかり見詰めなければ、この数字を自分に都合のいいように解釈をしてと、そういうことでは現実的な対策はできないというふうに思います。

 ですから、先ほど申し上げたジョルノビル、ジョルノビルの建てかえ、これは、すぐ名前忘れますけれども、堺市駅のベルマージュ、それとアミナス、ベルヒルと比較してでも、そういう商業施設等が少ないわけですから、それでどうやって活性化するんだということ、単なる通過点、また、単なる住居の方の、住んでる方の食料品の何ていうんですか、獲得場所、こういうことにならないか、それがまちの活性化になるのか、そういうことがあります。

 また、大阪につきましては、これから、今までもずっともう松井知事、また、吉村市長を中心に開発を進めてます。また、万博、IRというのもあります。万博につきましては、けさの新聞でもフランスと一騎打ちということで、どうなるかわからないと思いますけれども、ただ、この大阪の発展のために挑戦をしてるということは、非常に私はもう好感を持って考えておりますし、また、これが現実になれば、さらに大阪は発展するだろうというふうに思います。

 IRについても同じ。IRにつきましては、ギャンブル依存症等々の問題ありますけれども、これについてはしっかりとケアをした上で、また我々、日本維新の会からも法案も出しておりますけれども、そういうことも心配もありますが、IRを進めることによって大阪の活性化を進める、そういうこの巨大な市場といいますか、マーケット、または大きな都市がある中で、その中で堺市がどう発展をしていくかというのは、経済学的に言えば、よく比較優位とかいう話がありますけれども、大阪にない強みを堺につくって、それを広めていくと、それが何かというのは、すぐにはもうわかりませんけれども、しかし、絶対優位はもう大阪市にあるわけですから、比較優位、堺が比較的に優位になるものをしっかりと見詰めることによって話を進めていく。

 それが1つが、例えば先ほど話しありました、市長の話がありました、世界文化遺産もその1つかもわかりません、大阪にないこと、それをしっかりと、観光のためにやってるわけではないとは思いますけれども、それを世界にアピールする1つだとは思いますが、ただ、ガイダンス施設等々の問題につきましては、前申し上げたとおりというふうに思います。

 地価につきましては、竹山市長が中心市街地の開発を中止した、LRTやめた、そのときに約15%ぐらい地価が、堺東の地価下がっております。ほんまです、ちゃんと資料もあります。15%、44万円が38万円にたしかなってました、15%下がってて、じゃあ下げどまって1万円上がりましたけれども、まだまだ竹山市長が中止をした、その下落にまだまだ戻っていないということを申し上げておきたいと思います。

 もう時間もほとんどありませんので、最後にまとめますけれども、この間の大綱質疑でも言いましたけれども、この木原市長時代の話をまたいたしますけれども、やはりこのストロー効果、大大阪がある中で、堺がどうやっていくかということは、やっぱり堺東駅西地域の開発が頭にあったんだろうというふうに思います。市長は400億円をとめたというふうに申されますけれども、堺市が大阪市と対等にやっていくためには、堺東駅のあの西地域の再開発、そしてLRT、それによって人を呼び込む、また、民間投資を呼び込む、そのための最後のチャンスであったのではないかな、このように思っております。

 堺市がその単なる大阪のベッドタウンになるのではなくて、本当に大阪と比べれば小さい都市であるけれども、きらりと光ってたくさんの人が堺に来ると、そういう都市をめざして、我々もこれからいろいろと議論をしていきたいと思いますし、また、竹山市長もそういう視点から市政の運営をしていただきたい、このように申し上げまして、私の質問を終えたいと思います。

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